マミーゼは乳清の無添加基礎化粧品です。

社長コラムトップ武道 > 2010年度文集

2010年度文集

私たちの合気道の道場では、全員がそれぞれの思いを書いた文集を毎年発行しています。

歳とともに行動半径が狭まってきてネタ切れの最近です。今年も何を書こうか悩んで・・・・この「独り言」欄に書いたことをつまみあげて書いた感じです(^^;

…………………………………………………………………………………

武道の意識
            
最近入会した小学三年生のT君に感心しました。稽古が終わって帰り際、指導してくれた人に「先生、ありがとうございました。」と、しっかりした礼をしていました。こんな光景を見ると、とても嬉しくなります。

早速、T君を褒めて「誰から習ったの?」と訊いてみると「お母さんからです」と言います。お母さんも立派、素直に実行しているT君も立派です。 

初心者と少年部の指導を有段者が交代で受け持っていますが、子どもたちの指導をさせていただくことは、自分自身の成長にも役立ちます。

合気道を始めて十五年になるのに“合気道のことを知らない”ことが多い事に気がつきます。そして、改めて“合気道とは何たるや”“武道とは何たるや”を考え“基本”に戻って勉強をすることになります。

子どもたちには、今解らなくてもいいから何かを言葉で伝えたいと思っています。話をしても、聞き流してしまう子供が大半かもしれません。でも、その一言を大人になっても頭の中に残して思い出す子供もいます。子どもたちに伝える“考えと言葉”は、責任を持たなければなりません。

みなさんの指導法もそれぞれで違いますが、それは子どもたちにとってはいいことだと思います。「大きい声を出す」「俊敏に動く」「集中する」など等・・・・。それぞれの指導者が厳しくしているところが異なるからです。

私の場合、毎回子どもたちに言っているのは、武道の「礼」です。武道は「礼に始まり礼に終わる」といいますが、座礼と立礼くらいは、みんなのお手本になれるようにしたいものです。

合気道は“武道であること”を意識して欲しいと思っています。そして“礼儀作法”“立ち振舞い”を意識して欲しい。武道をしているからには、心得の無い人達と“何か違うもの”を身に付けて欲しいと考えます。

そんなことを少しでも伝えられたら・・・・と思いながら子どもたちと稽古をしています。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 2010年度文集

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.cotasante.com/mt/mt-tb.cgi/58

コメントする